1年間にわたって雑誌「工場管理」に生産管理に関するトラブル事例を連載してきました。連載では、どんなトラブルが起きたのか、トラブルを招いた要因は何か、どうやって解決したらいいかなどを、“トラブルカルテと処方箋”というテーマで紹介してきました。12回にわたる連載が終了しましたので、記事の原稿(文章のみ)を毎月ブログに載せていくことにしました。
トラブル事例はなかなか表面化することがありません。トラブルが起きても自社だけが特別だと思われている方も多いようです。連載では実例をベースにした生々しいトラブル内容を多数しています。
トラブル事例を「他山の石」として活用することで、経営改善効果の高い生産管理体制の実現を目指してほしいと願っています。
第一回はコチラから
ただし、守秘義務の問題がありますので、トラブル内容はそのままの状態で公開することはできません。そこで筆者の方で架空の製造業書を設定し、トラブル背景や製品や企業規模などを変えてあります。トラブル事例を「他山の石」として活用することで、経営改善効果の高い生産管理体制の実現を目指してほしいと願っています。
先行して原稿をお読みになりたい方は当方まで連絡いただければメールで送ります。
第1回 ERPに変えたら使いにくくなった(機械メーカー)
第2回 食品工場向け生産管理パッケージが役に立たない(食品会社)
第3回 かんばん生産にしたら仕掛在庫が増えてしまった(自動車部品会社)
第4回 販売計画の精度が低く混乱している(工具メーカー)
第5回 スケジューラに頼ったことで利益が減ってしまった(機械メーカー)
第6回 新システムを入れたのに昔のシステムをなくせない(電子機器メーカー)
第7回 突然利用パッケージのサポート停止を宣告された(機械メーカー)
第8回 部品展開ができないので個別に部品注文している(電子製品メーカー)
第9回 親会社から提示される内示の精度が急に悪化した(部品加工会社)
第10回 MRPパッケージを入れたら、部品の納期遅れが頻発(装置メーカー)
第11回 製造現場が指示を守らない(部品加工工場)
第12回 注文納期通りに部品が入ってこないので生産できない(製品組立会社)