当社が企画した繰り返し受注生産(MTO)型部品会社向け工程管理システム簡易テンプレートの無償テスト利用ができるようになりました。本テンプレートは、当社で推奨しています「製造ロット番号による製造工程管理」の運用・管理イメージを理解してもらうために作成したものです。

 

日本の部品加工工場では「製造ロット番号」を使って製造工程の進捗管理をするのが一般的です。こうした工場ではロット番号が記載された製造指示書(現品票)と製造物(ワーク)をロット単位で順番に各製造工程に流して製造していきます。製造指示書にはロット番号、製品名、納期、工程順、製造指示内容などが書かれています。各製造工程では製造指示書の記載内容をみて製造し、ロット分の製造が完了した時点で製造指示書に製造結果を記入して次工程に渡します。

この管理方式は日本の中堅規模の工場が生産管理システムとして使っているMRPシステムと相性が悪く、MRP管理パッケージやERPパッケージを使っている部品工場ではパッケージの生産管理機能を使わず、EXCELや手作業で最低限の進捗管理や仕掛品在庫をしているところが多いようです。

テンプレートは、EXCEL管理の工場での進捗データの管理レベルを高めるために開発したものです。製造指示書(現品票)にバーコード印刷されたロット番号を使って管理することで各製品の製造進捗が容易に把握できるだけではなく、リードタイム(滞留期間)分析によって異常な製造リードタイムや仕掛滞留在庫、各工程での製造数量(製造時分)の変動などを簡単に把握できるようになりリードタイム短縮や生産性向上が実現できます。

本テンプレートを一定期間無償で利用できるようにしたいと考えていますので、興味のある方はご連絡ください。

→ 製造ロット番号管理によるリードタイム分析に関しては「誰も教えてくれない生産管理システムの正しい使い方」第2章をご覧ください