個別受注生産型の機械メーカの皆様からExcelに代わる生産計画の管理システムはないかという相談を受けるケースがあります。今までこの相談には十分な対応を取っていませんでした。それは推奨できるシステムが思いつかなかったからです。

この度、この問題を解決する基盤ツールをみつけました。この問題の解決にむけた実用化研究に協力していただける企業はいませんでしょうか。

個別受注生産型の機械メーカの特長は生産リードタイム(期間)が長いことです。設計から、部品表作成・部品調達・組立・検査・設置と生産工程が続く中で数か月単位の生産期間を要する製品も多いです。生産作業は人手が多く、あらかじめ決められたスケジュール通りに進むことは稀です。計画変更が日常茶飯事で起こります。

生産が人手作業中心であることなどから標準時間や標準リードタイムの設定が難しく、能力負荷調整を前提とした自動スケジューリングソフト(スケジューラ)の利用もうまくいきません。

市販のガントチャート型計画ツールを使って管理している企業もあります。しかし一人ですべてのスケジュールを管理しているのであれば何とかなりますが、複数の人や部門に分かれてスケジュール管理している場合の計画調整はうまくできません。

適切な計画管理ツールが見当たらないことでExcelを使って計画調整している個別受注生産メーカが多いようです。ただし、Excelは柔軟な計画変更対応が難しく、約束納期や立会検査日時が迫ってくると担当者が工場内を飛び回って進捗調整をすることになります。

そんな個別受注生産メーカ企業向けに活用できるのではないかと考えているツールは,TALONという超高速開発ツールのガントチャートブロックを用いたシステムです。TALONのガントチャートはDBに直接アクセスできます。そのためDB内容を直接ガントチャートに作画するだけでなくガントチャート上でいじった内容でDBの中身を直接書き換えることも可能です。

この機能を利用することで、たとえば各部門が独自に管理している日程計画や部品在庫状況を全体生産日程計画としてまとめて管理することが可能になります。

ただし、TALONはあくまで開発ツールにすぎません。生産計画管理システムとして機能させるためには、実際の生産管理にあわせたシステム作りこみが必要です。その実用化研究